個別面談ノウハウ

聞くだけの面談は、
信頼されない

ヒアリング8割+自己開示2割。
個別面談で「この人になら話せる」と思わせる9つの技術を、3分25秒にまとめました。

3分25秒/音声あり
下に内容のテキストまとめがあります


SUMMARY

動画の内容を1ページにまとめました

時間がないときはこちらだけでも。

聞くだけでは足りない

聞くことに徹しすぎると、相手の体感は「相談」から遠ざかります。答え続ける側は疲れ、本音を出す余裕を失う。ヒアリングが足りないのではなく、ヒアリングしかしていないことが問題です。 ずっと聞いてるだけの受け身でリアクションだけ取ってると、すごい喋らされてる感覚になっちゃうのと、質疑応答みたいになりすぎちゃう

自己開示は10〜20%

会話の1〜2割を自分の話に使います。ただし中身が重要で、一般論や成功談は開示になりません。効くのは場面が入った具体的なエピソードと、そこにあった苦労。相手に本音を求める前に、自分が出す。順番の問題です。

開示のあとは必ず返す

自己開示の直後、空気は必ず微妙になります。これは失敗ではなく正常。多くの人はここで「逆効果だ」とやめてしまいますが、問題は開示したまま終わらせていることです。ボールを持ったら、少しドリブルして、最後は必ず相手に返します。

実例:旅行の話で返す

苦労 → 感情の揺れ → 質問の3ステップ。動画では「教育費を貯めるのが大変だった → やっと行けた旅行が楽しかった、でも帰れば現実に戻る → 旅行って何回も行きたくなりますよね、行きたい場所ありますか?」と実演しています。話題は変えず、主語だけ相手に移すのがコツです。

相手が心を開く理由

効果は2つ。ひとつは相手が休憩できること。もうひとつは返報性で、開示してくれた相手には開示を返したくなります。ここから「この人になら話してみてもいいかも」「頼ってもいいかも」が生まれます。

“すごいですね”は禁句

「すごい」は上から採点する言葉です。連発すると聞き手が審査員の位置に立ってしまい、相手は当たり障りのない話しかしなくなります。 「すごいですね」って言われるといじられてる感覚になるんですよ。なんか評価してるみたいになっちゃう

感情を乗せて返す

「すごいですね」は評価、「マジっすか」は自分が驚いたという事実の表明。動画では「羨ましすぎてキレそう」「もうZoom切っていいですか」まで振り切っています。ただし但し書きがあり、キャラは自分に合わせること。真似すべきは強さではなく「自分の感情を、自分の範囲でいちばん強く出す」という原則です。

褒めるより“教えて”

褒め言葉はどう言い換えても評価の匂いが残ります。根本的な回避策は、評価する立場を降りて、教わる立場に回ること。「どうやってやったんすか」「ちょっと教えてください」「聞かせてくださいよ」。共通するのは、こちらが前のめりになっていることです。

“ヒアリング感”を消す

面談が刺さらない人は、質問が悪いのではなく「ヒアリングしています」という業務の気配が漏れている。相手は敏感に察知し、模範解答だけを返してきます。ここまでの8つは、突き詰めればすべてこの気配を消すための具体策です。

明日の面談で試すこと

  1. 自分の苦労エピソードを1つ用意しておく(解決済みでなくてよい)
  2. そのエピソードから相手への質問に接続する一文まで、セットで考えておく
  3. 「いいですね」「すごいですね」を言いそうになったら止める
  4. 褒めたくなったら「どうやってやったんですか」に変換する
  5. 面談後に、相手が本音を話した瞬間があったかを振り返る
BEHIND THE SCENE

ところでこの動画、
編集ソフトを一度も開いていません

撮って出しの素材をClaude Codeに渡して、要望を伝えただけです。テロップも、左上の章タイトルも、カット割りも、効果音も、すべてコードが焼き込んでいます。

素材
4:39
スマホ機材で撮っただけの
撮って出し・テロップなし
完成
3:26
テロップ149枚・章タイトル9本
効果音20箇所

実際に渡した指示は、これだけです。

claude code
~/Desktop/vlog/DJI_20260806140714_0022_D.MP4 顧問生と壁打ちした時の動画。この動画にテロップを入れて欲しい ジェットカットもして間も埋めて 基本私にしかマイクはついていない 個別面談のノウハウなんだけど自己開示のナレッジについてです この動画の内容鑑みてタイトルつけてもらいつつ各項目に分けてタイトルを左上につけて欲しい YouTubeとかテレビの左上についてるようなタイトルみたいに 各項目ごとに話が変わった時にタイトルも変えて タイトル変える時や場面が変わる時にエフェクト何か入れて話が変わった感が視覚的にもわかるようにして

構成案も、章立ても、テロップの原稿も、こちらでは一切書いていません。

WHAT IT DID

この指示から、Claude Codeが決めたこと

動画を聞いて、判断して、焼き込むところまで。

9本
章の区切りと、章タイトルの文言
「①聞くだけでは足りない」から「⑨“ヒアリング感”を消す」まで。どこで話題が変わったかを判断し、見出しの言葉まで書きました。こちらは1文字も直していません。
149枚
テロップの文字起こしと割り付け
話し言葉を全文書き起こし、読みやすい単位に分割して改行位置まで調整。
25箇所
音声認識の誤りの補正
聞き取りミスを文脈から判断して直しています(下に例)。
2区間
カットする場所の選定
撮影中の雑談と、話が逸れた部分を自分で見つけて削除。4分39秒→3分26秒に。
12箇所
強調演出の位置と文言
大きな文字を入れる場所、中抜きテロップにする言葉、顔アップに切り替えるタイミング。
20箇所
効果音の選曲・発火点・音量
同じ音が続かないよう4種類をローテーションさせています。
音声認識の誤りを、文脈から直した例
テレマも全然ダメでテンプレも全然ダメで
自分の心のキビも自分の心の機微も
最後ちょっと2割10割ぐらいを最後ちょっと1〜2割ぐらいを

正直に書いておくと、一発で完成したわけではありません。「SEの音がちょっと大きい」「中抜きテロップはくすんだ黄色にして」といった感想レベルの一言を4回ほど返して、そのたびに全編を作り直してもらっています。こちらがやったのは、素材を渡すことと、出てきたものを見て感想を言うことだけです。

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この作り方、
そのままお伝えします

次回のテーマは「Claude Code×動画制作」。アフレコリールやVlogを、編集ソフトなしで作る手順を90分でお見せします。パソコンとZoomがあれば参加できます。

日時 8/11(火・祝)12:00〜13:30
形式 オンライン(Zoom)・90分
参加費 無料
定員 30名

 

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